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よくある質問の答え

当店について 楽器全般について  |  お箏について  |  三味線について

お店はどこ?

三重県津市乙部15-2
バイパス(県道114号)から大門東の信号を東方向へ、曲がってすぐ左手
オレンジ色の自転車屋さんの隣です。
近くには、セントレアへの高速船港なぎさまち、津中央郵便局、松菱などがあります。
詳しくは店舗情報より地図をご覧ください。

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営業時間は?定休日はいつ?

営業時間 9:00〜18:30
定休日 毎週月曜日(日曜不定休)
営業時間外や定休日でも、ご連絡頂ければ対応致します。
また土・日・祝日は演奏会の為、不在の場合がありますので、
お急ぎの場合は前もってご確認下さい。

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初心者でもできる?子供の頃から習っていないと無理?

和楽器は難しいというイメージをお持ちの方が多いですが、
小学校の体験などでは、初めての子が約一時間でさくらを演奏できるようになります。
感想を聞くと「初めは難しいと思ったけど、やってみたら意外と弾けた」という子がほとんどです。
また子育てを終えた40,50代、お仕事を退職された60,70代から始められる方もたくさんみえます。
楽しく弾きたい方、古典からしっかり勉強されたい方、プロを目指す方など様々です。
独学で練習される方に向けたDVDなどもございます。

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どこかで習いたい。近くに教室はある?

お住まいの地域に合わせて、ご希望に合うよう、先生や教室をご案内致します。
レッスン内容や日程については、直接お問い合わせ下さい。

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楽器を修理したいが、持ち込めない。自宅まで来てもらえる?

ご自宅で楽器をお預かりし、修理してまたお届けします。
地域によっては出張料を頂く場合がございます。

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使わない楽器(箏、三味線)を引き取り、または買い取りしている?

近年最も多いお問い合わせの一つです。
当店では楽器の状態に関わらず、お引き取りは可能です。
実際に見せて頂き、どのような状態か判断させて頂きます。

引き取り・買い取りに必要なもの
・本人確認ができるもの(免許証など)
・印鑑

楽器の状態、価値により3つの場合に分かれます。

[a]中古として買い取りさせて頂く
[b]値段が付かず無料でお引き取りさせて頂く
[c]実費を頂戴して楽器供養に出す

[a]の場合  買い取り金額に納得いただければ、その場で買い取り致します。

[b]の場合  まだ使える楽器であっても、修理代が中古価格を上回ってしまうケースです。
買い取りのお値段が付かず、無料でのお引き取りになります。
引き取った楽器は、修理代のみでどなたかにお譲りするか、当店のレンタル用となります。

[c]の場合  損傷がひどかったり、木が枯れきっているなど、修理が難しいケースです。
大阪の箕面瀧安寺にて、年に一度開催される楽器供養祭に出します。
供養費と運搬費として2,000円頂戴します。

現在、和楽器をされる方は減少傾向にあり、需要が低迷しております。
楽器を買いたい方と売りたい方の数を比べると、売りたい方の数が多く
高価なものであっても、なかなか良いお値段は付きにくいのが現状です。

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家に楽器があるが、修理して使える?

大きな損傷がなければ、ほとんどの場合修理可能です。
木が枯れている場合は音色は落ちますが、ご自宅でのお稽古など
音が出れば良いという場合は、十分使えるようになります。

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古い楽器を処分したい

大阪の箕面瀧安寺にて、年に一度開催される楽器供養祭に出します。
供養費と運搬費として2,000円頂戴します。
一度楽器を見せて頂き、状態によっては、買い取りや無料で引き取りさせて頂ける場合もあります。

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中古の楽器やバチを買いたい

買い取り・引き取りさせて頂いた商品を修理した後、中古品として販売致します。
中古品一覧はこちらをご覧ください。

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楽器のレンタルはある?

箏、三味線や演奏に必要な付属品一式のレンタルがございます。
レンタル品一覧はこちらをご覧ください。

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琴と筝の違い

「コト」とは、古くは弦楽器の総称として用いられましたが、最近まで常用漢字に
「筝」の字がなく多くの場合「琴」と表記されておりました。
しかし、本来「琴」とは、柱を立てずに左手で絃を琴の甲に押さえつけて音を作り
右手は付け爪を使わずに指で弾いて演奏する楽器にことを表します。
柱を立てて、爪はめて演奏する一般的な「コト」は、「筝」のことを指します。
現在は「筝」も常用漢字に追加されましたが、まだ「琴」という字を使われている方が多いです。

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新しいお箏は音が良くない?

お箏を含む弦楽器全般の特徴として、弾き込めば音が良くなると言われております。
演奏することで、桐の木が中を反響する音に馴染み、響きが良くなります。
自然の木から、職人の手によりお箏の形になり、弦を張り、弾き手が演奏することにより
お箏という楽器が完成します。

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お箏の寿命は?

年月が経つにつれ、桐の木の油分や水分は少しずつ抜けていきます。
材質や作り方にもよりますが、購入から20〜30年ほど経つとゆっくりと枯れ始め、
おおよそ50〜100年後には、お箏は枯れ切ってしまいます。
全く音が出なくなることはありませんが、遠くまで通らなくなる他、音の厚みがなくなります。

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楽器選び方 木によってどう違う?

演奏者の弾き方や用途に合わせて、木目や木味(硬さ・詰まり具合)をご予算に応じ選びます。
木が硬いほど良い音が鳴るまで弾き込みが必要ですが、遠くまでよく通る、良い音がします。
また、寿命も長いことが多いです。軟らかいほど鳴らしやすく、比較的初めから良い音がします。
しかし、硬すぎる木は力のある男性でも、鳴らすのに苦労したり、逆に軟らかすぎると遠くまで
音が届かないことがあります。
タッチの強い方には硬め、弱い方やお年寄りには少し軟らかめをお勧め致します。
同じ桐の木でも会津若松地方で育った木が、お箏に最適な木味であり最高級品とされております。

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糸締めの期間はどのくらいかかる?出張や持ち込みでその場で締めてもらえる?

通常2,3日のお預かりでお渡しとなります。
糸締めの作業自体は約一時間で仕上がりますので、お急ぎの場合はその場で対応致します。
出張での糸締めをご希望の場合は、日程をご相談させて頂き、お伺いします。

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お箏の糸を一本だけ替えてもらえる?

一本から糸替え、締め替え共に対応しております。
爪が当たる位置で切れた場合、他の弦も爪により消耗しております。
切れた弦の一本のみを替えても、すぐまた他の弦が切れますので、
十三本全て替えられることをお勧めします。

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どのくらいで糸締めすれば良い?

・爪の当たる部分が黒ずんできて、弦が切れそうな時
・弾いていて柱が動く、押し手が緩すぎるなど、弦が緩いと感じた時
・音が悪くなったと感じた時 等
よく弾かれる方で、弦が切れるまで約1〜2年です。
弦を替えてから柱を立てたままの場合、一か月程で弦が伸び音色が落ちます。
本番用のお箏は弾かれた後、毎回柱を外すことをお勧めします。

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箏柱がぶつかって調弦がとれない 低調子に下がらない

他の弦とのバランスをみた上で調整し、ご希望の調子に調整致します。
。また、当店では糸締めの際、ご希望の全ての調子がとれるように、詳しくお伺いします。
ご希望の強さ、高調子・低調子、ドレミなどご指定下さい。

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柱をよく倒してしまう

開きの大きい幅広柱を使うと倒れにくくなります。
柱を動かす時に、表面の凹凸により引っ掛かって倒れる場合は、甲の穴埋めや
焼き直しによる修理が必要です。
柱を倒してできる傷によって柱が引っ掛かり、より倒れやすくなるので
なるべく早めに修理しましょう。

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弾かない時はどのように管理すれば良い?

毎日使う場合であっても弾き終わったら、ゆたんか箏カバーに包んで頂き、
お箏の表面にホコリが溜まらないようにして下さい。
溜まったホコリや、表面の風化により、柱の滑りが悪くなる原因になります。
柱は毎回外して頂いた方が、弦の伸びを防ぎ、良い音色を保てます。
そのまま寝かせて保管頂くか、口前側を下にして、倒れない程度に角度をつけ
安全な場所に立てて下さい。

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三味線の調子のとり方が分からない 糸が替えられない

三味線の扱いに慣れるまでは、当店にお持込み頂けば、糸の交換、調子合わせ致します。
音が分からなくても、目で見て合わせられる三味線用チューナーもございます。

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よく皮が破れる。どうすれば長持ちする?

皮は急な湿度の変化に非常に弱く、暑さを嫌います。
夏から秋にかけて、気温が高く空気が乾燥し始める気候が、一年を通して一番破れやすい時期です。
また、長期間使わずにしまっておくと、皮が破れていることが多いです。
皮も自然のものである為、100%破れないように扱うことは不可能ですが、少しでも破れにくく
管理するには、湿気を通しにくい和紙袋や桐のケースに入れ、なるべく頻繁に弾いて頂くことが大切です。

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いつ皮を張り替れば良い?破れてなくても張り替える?

三味線を左右する最も大切な要因は、皮の張りです。
皮はよく張れば張るほど、音は良くなりますが、破れやすくなります。
どんなに良い三味線であっても、皮が緩んでいては良い音は出ません。
皮は張りたてが一番良い音が出て、徐々に緩んでいきます。
気持ちよく良い音で演奏していただく為、大切な演奏の前には皮張りをお勧めします。

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四ツ皮(猫)と犬皮の違いは?

四ツ皮は軟らかく非常に心地よい音色が出ますが、破れやすいです。
良い三味線には四ツ皮を、お稽古用には丈夫で長持ちする犬皮を張ります。
※津軽三味線には四ツ皮は使いません。

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三味線の種類(長唄・小唄・民謡・地唄・津軽)の違い

それぞれ求められる音色が違います。棹の太さ、胴の大きさや駒を変え、音質に違いを出します。
長唄、小唄、民謡、地唄、津軽の順に棹が太くなり、胴も大きくなります。
皮張りは、胴が大きくなるにつれ、厚みのある皮を使います。

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皮張りの(並)(上)(特)、どれを選べばよいか分からない

胴の大きさによって分けられた皮の中からさらに、厚みと質により(並)(上)(特)と
分類しております。良い皮の方がしっかり張ることができ、良い音が出ます。
お稽古用やあまり人前で弾くことのない方であれば(並)で十分です
演奏用にしっかり張りたい方は(上)または(特)をお勧めします。

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音を合わせても、すぐに狂う

三味線の糸は、絹またはナイロン(テトロン)製で、良い音色を出すため
弾力性があり、良く伸びるように作られております。
そのため一度合わせても、時間がたてば糸が伸び、緩みます。
初めに十分に伸ばしておくと、弾いている途中で緩みにくくなります。

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音色が変になった 割れるような音がする

さわり溝が深すぎると、割れたような音色が出ます。
溝を埋めて、さわりを付け直すことで解決します。

地唄の場合は、さわりの他に駒の鉛が外れかけて浮いている可能性があります。
鉛を接着し直すことで、解決します。

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突然弾きにくくなった 撥を当てた感じが前と違う気がする

胴と糸の隙間が近かったり遠かったりすると、違和感があります。
・棹に対しての胴の角度が合っていない ・棹が反ってきた
・駒の高さが適当でない
・中子(胴の内側の棹の継ぎ目)が外れている
などが、原因として考えられます。

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糸巻が滑る・止まらない

金物との摩擦のみで止まっている為、糸巻がきちんと金物に当たっていないと
滑って緩んでしまいます。
日頃から定期的に調整に出して頂くことをお勧めします。

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糸巻を修理しても、またすぐ止まりにくくなる

金物が歪んでいたり角度が合っていないと、糸巻を直してもすぐに
きちんと当たらなくなります。
金物の打ち直すか角度を調整することで、糸巻止まりやすくなります。

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糸巻が全く回らなくなった

象牙の糸巻をお使いの方によくあります。
象牙は切られてからも呼吸を続けるので、湿気の多い時期は空気中の水分を吸い膨張します。
糸巻を緩めずに置いておくと、金物の中で膨張した象牙が抜けなくなります。
滑り止めを当て、回しながら真っ直ぐに引き抜きます。
間違った方向に力がかかると、糸巻が曲がる可能性があるのでご注意ください。

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糸巻が折れた 一本だけ替えられる?

一本から交換出来ます。一本だけ新しくなると、長さや形、色が合わない場合がございます。

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撥を落として欠けてしまった

象牙や鼈甲の場合は高価ですので修理致しますが、プラスティックや木撥の場合は
買い替えをお勧めします。
大きく欠けてしまった場合は、象牙又は鼈甲を継いでの修理となります。
小さな欠けの場合は、周りを削ることにより、ほとんど分からなくなります。

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修理の期間はどのくらいかかる?

皮張り 一週間程度   ※最短で二日間
糸巻調整 一、二日程度  ※お急ぎの時はその場で対応致します
さわり調整 数分
中子付け 一、二日程度
その他 十日〜二週間程度 ※お急ぎの修理はお問い合わせください

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